こんにちわ、とーなです^^
先日、ユーザ目線でGo To Eat を最大限活用する方法をまとめた記事を公開しました。
上記は、あくまでユーザ目線での情報ですが、Go To Eat の使い方の認知が広まるにつれてお店側もユーザが最もよく使う方法に流れていく気がします。
一方で、お店側の立場になると、当然グルメサイトに掲載するための契約金やネット予約時の手数料の問題が出てくるかと思います。今回は、少しお店側の立場で考えてみたいと思います。想定は、大手チェーンなどではなく、複数のグルメサイトに掲載をすべきか悩む規模がそこまで大きくないお店です。
目次
グルメサイトを使う場合にはどんなお金が発生するのか?
飲食店がGo To Eatキャンペーンを使う場合に、グルメサイトを契約しようとした場合に、どのようなお金が必要になるのでしょうか。
グルメサイトごとの契約金は?
まず、グルメサイトを契約するためには契約金がかかります。主要なサイトを一覧でまとめてみました。
グルメサイトごとの契約金
サイト名 |
月額価格 |
契約期間 |
B:32,000円〜40,000円 A:64,000円〜69,000円 SS:120,000円 SSP:180,000円 |
半年間、 1年間 |
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従量課金+ ライトプランS:10,000円 ベーシックプランS:25,000円 プレミアム5プランS:50,000円 プレミアム10プランS:100,000円 |
1年間 |
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ビギナー会員プラン:月額1万円〜4万9999円 正会員プラン:月額5万円以上 |
半年間、 1年間 |
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固定費0円の完全従量課金型。現在キャンペーン中で 2020/12/31 までネット予約料も含めてすべて無料で利用可能 |
なし |
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成果報酬のみ |
問合せ要 |
参考:【2020年】有名グルメサイト6選!集客に有効な選定方法も解説|CAROT(キャロット)
ネット予約時の手数料は?
上記に加えてネット予約時に50円〜200円ほどの手数料がかかってきます。今回のGo To Eatキャンペーンや大阪府の飲食店応援キャンペーンではネット予約が必須になってきますね。
グルメサイトごとの予約手数料
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ランチ |
ディナー |
1名/10円 |
1名/50円 |
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1名/50円 |
1名/200円 |
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1名/100円 |
1名/200円 |
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2020/12/31 まで無料 通常1名/100円 |
2020/12/31 まで無料 通常1名/100円 |
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要問い合わせ |
要問い合わせ |
参考:【グルメサイトのネット予約手数料まとめ】掲載料とは別途請求されるネット予約従量課金について│HIRAKULOG
ちなみに、ランチタイム扱いとなる時間帯は以下の通りです。
- ぐるなび:7:00~14:59
- ホットペッパーグルメ:7:00~14:59
- 食べログ:6:00~15:59
- ヒトサラ:6:00~15:59
どういう戦略で契約するグルメサイトを選べばよいだろうか?
ネット予約ができる状態にしておかなければ、まずGo To Eatキャンペーンが使えなくなってしまいます。1サイトでも登録しておけばよいのでは?と考える方も多いかと思いますが、下記の記事の通り、ユーザはGo To Eat キャンペーンに慣れてくると自分が過去に予約したサイトしか使わなくなりそうです。
結論を先に言うと、
- Yahoo!ロコ(ひとまず、資料請求して2020/12/31 まで使ってみる)
- ぐるなび(ポイント付与が8日で早い)
- 食べログ(ポイント付与が月1回で遅い)
- ホットペッパー(契約金が高い)
- 一休.com(高級店が多く審査が難しそう)
の優先順で契約を考えても良いかなと、考えます。
・ホットペッパーは集客は良さそうだが、契約金が高くペイするかが問題。
・ぐるなびは1万円で契約しておきネット予約できるようにしておくと良さそう。
(大阪のキャンペーンも対応予定ですし、ポイント付与も8日後と早いです)
・食べログは1万円で契約しておきネット予約できるようにしておくと良さそう。
(ただし、ポイント付与が月1回でGoToEatをユーザがあまり使わなさそう)
・Yahoo!ロコはひとまず無料期間は使ってみるのが良いかなと。
・一休.com は高級レストラン向けなので、小さな規模だとちょっと掲載は難しそう。
あとは、契約金をペイするかどうかですが、GoToEatキャンペーンのネット掲載で自身のお店のお客様がどのくらい増えそうかを検討してみてください。
もし、契約プランによってネット予約が使えないなどがあればすいません。またYahoo!ロコの無料キャンペーンも詳細は問い合わせてください。
今後の Go To Eat キャンペーンのユーザーの動き方予想(大阪の場合)
今後のユーザーのGo To Eat キャンペーンのユーザの動き方ですが、PayPayの初期のキャンペーンのように知っているユーザーはすぐに動き出して、その後、徐々に広がる気がします。
- 10/1〜10/20 くらいまでは知ってる人だけ使ってる。
(店にもあまり来ないし、実はみんな使っていないんじゃないか?という状態。実際ポイントが入るのは、最短のホットペッパーでも10/8にポイント付与なので、その日から徐々に広まりそう) - 10/20〜10/31 にかけて、友達やニュースで知った層が大阪府の飲食店応援キャンペーンを慌てて使おうとする。
(上記のタイミングで、ネット予約サイトと契約ができていない店は機会損失が大きくなります。なんとかリピートにつなげたいので、リピート用の紙クーポンが合っても良い。) - 11月以降、除々に利用者が増えてくる。(が、悪用する人もかなり増えてくる。Go To Eatで荒稼ぎしようとする人たち。予算が一気に減っていく。)
- 12月に入り忘年会シーズンとなるが、国の予算がなくなりGo To Eatキャンペーンが使えなくなる。
勝手な予想ですが、上記のような感じでしょうか。持続化給付金の例でも、逮捕者がそれなりに出ているようなので、店側で悪用は避けたほうが良さそうです。
Go To Travel は予算が余りそうで延長の可能性が出てきたようですが、そもそも旅行は高所得者向けの還元だという背景がありました。このGo To Eatは、たぶん使う人が11月以降に爆発的に増えると思います(都心部の方が中心になる気がしますが)。
ひとり1,000円のプランで予約くらいならばルール的に全然OKですが、ネットカフェも対象にして実質利用無料とか、0円プランとかも結構出てきているようですね。
どんなプランを考えると良いだろうか?
素人ながらにお客さん目線であったら良さそうなプランを書いてみました。
飲食店としては、ユーザーの利益にまではならなくとも最大限お得に使えるプランを作るなどが良いと思います。例えば、大阪の飲食店応援キャンペーンも考えて最大の還元のとなる2名5,500円(税込)のプランを作るとか。
遅めランチとして15:00からのランチプランを作るとか。15:00から遅めランチでも、3,000円分もポイントがもらえるならばその店に行きたい(GoToEat で1,000円分+大阪府キャンペーンで2,000円)。おやつにでもお店に行きたいくらいなので、むしろ15:00〜18:00限定のデザートプランがあっても良いくらい。
二次会プランとして、ひとり1,000円以下のプランを作るとかも良さそうです。GoToEatのお客様が入ればこちらのもので、酔った陽気なお客さんに追加メニューを提案するとこ。
ディナーのお客様に、Go To Eat で使えるランチ用のクーポンを渡すとか。グレードを落とした実質タダの500円ランチでお店に入ってもらい、追加メニューで勝負!とか。
いろいろなプランが出来そうです。
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