筆者は、いままでガッツリWealthNavi・THEOに預けていて、利益もそれなりには出ていたのですが、ロボット投信界隈は、信託報酬が1%で高いんですよね。代わりに、インデックス投資信託を買えば、手数料は0.1%以下とかも全然ある。
複利は皆さんご存知だと思いますが、手数料で1%も取られると、利率が0.9%近く減るわけですから、十数年先にはとんでもなく利益が減ることになります。しかも、ロボット投信がTwitterやニュースを見て個別株を自動売買してくれるならば夢がありますが、やっていることは世界中の投信をうまく組み合わせて購入しているだけです。
であれば、自分で投資信託を選んだ方が、手数料が安上がりになる分利益が増えるということで、参考になる情報をまとめました。
現在の状況
ロボット投信の状況
今後の振り返りができるように現在の状況を記録に残しておきたいと思います。
・WealthNavi
ちょっと凹んでいるのはコロナショックの時期。金額も大きくなってきたので、自前での投信ポートフォリオに移したい。
日本円表示
米ドル表示
・THEO
一時期止めていたのだけれど、積立しないと手数料が上がるとかで途中で再開した。それなりに利益は出ているように見えるが、円表示なので為替の影響が大きい。
日本円表示
ドル表示・・・5年やっててほとんど利益になっていない。
ロボット投信の投資先の内訳
・WealthNavi
リスク許容度は、4段階/5段階 になっていた。米国株・日欧株が2/3の占める、ややリスク&リターン強めの構成。
・THEO
先進国株が過半を占める構成。
今後に向けた準備
見るべきサイト
先進国株の投信最安の「たわらノーロード先進国株」への投資をクレカ決済と合わせて説明されていて勉強になりました。企業の堅いサイトと違い、個人だからこそ踏み込んで書かれていて参考になります。
・我が家の投資方針書と資産形成の為のマニフェスト3項目 | 投信で手堅くlay-up!
こちらも個人ブログです。投資方針などが勉強になります。
・インデックス投資の10の投資先と基本ポートフォリオ | 投資ビギナーの参考書
インデックス投資について種類の基本を知る。このサイトを見て、「たわら男爵さんのブログ」、「投信で手堅くlay-up!ブログ」を知りました。
上記のブログを基にした基本戦略
たわら男爵さんのブログを基本として、考えてみます。ザックリ箇条書きで書き出してみます。
投信を買うときの基本戦略
- 信託報酬の低い、インデックス投信を基本とする。30代はリスクを取って先進国株・米国株・世界株を中心にポートフォリオを組む。
- 新興国が生み出す利益を先進国株を通じて間接的に得るため、先進国株指数のインデックス・ファンドを買う(たわらノーロード先進国株式が良い)
- クレカ決済で毎月投信を積極的に購入する(SBI証券で三井住友Oliveプラチナリファード、楽天証券の楽天キャッシュ、auカブコム、セゾン投信、エコスカードでのtsumiki証券など)
- 購入した投信は、SBIの移管手数料全額キャッシュバックを使ってまとめる。
- 子供の教育資金は、10年先であっても投資には回さない。数年単位で使わないお金は、個人向け国債変動10を買ってみる。個人向け国債変動10を買うときは最も有利なキャンペーンを選ぶ(2023年6月時点では、SMBC日興証券の1000万円あたり1.6万円がもらえる)。
まとまっている参考情報
・ZAIオンライン【2023年 最新版】「インデックスファンド」コスト比較ランキング
2023年5月時点の最新のインデックス・ファンドの信託報酬のランキングが載っていて分かりやすいです。全世界株・先進国株・日本株・債権などの割合を決めたあとに、このページを参考に1位〜4位のファンドで気になった投信を購入すれば良いです。1つに絞っても良いし、試しに分散して買ってみても良い。
全世界株式
先進国株式
新興国株式
先進国債券
本当は、米国株式のランキングもあると良かったのだけれど。SBI証券の場合は、下記の2つが良さそう。
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 信託報酬 0.0938%以内
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド 信託報酬 0.0938%以内
ちなみに、投信で買う場合とETFで買う場合のどちらが良いかを議論しているのは下記が参考になる。
SBI証券|「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(投資信託)」と「VOO(
バンガード・S&P500 ETF)」の比較
ETFの方が安いけれど、ガッツリ投資ブロガーの人のサイトを見ていると手間が多いので投信にしている人も割りと多い。手数料は、ザックリ0.1%と0.03%の違いだが、ロボット投信の1%に比べたらほぼ誤差。
2023年5月に多くのたわらノーロード投信の信託報酬が下がったとのこと。このページは信託報酬が下がる前の表示ですが、たわらノーロード投信の信託報酬一覧が記載されています。正確には、SBI証券のページからリンクを辿れるので最新情報を確認した方が良い。
実際に投信購入に踏み切る
ポートフォリオの検討
上記のサイトを参考に、信託報酬が低い投信信託に絞り、各カテゴリ毎に投資割合をおおよそ決める。1つに集中しても良いのだが、今回は投信銘柄によってどの程度の差が出るかを見てみたいので、分散をさせてみた。
国内株式などで株主優待を狙いたい場合もあるので、個別購入用の費用も分けている。
投信購入とクレカ決済積立
- 投信購入
生活に必要な現金や、今後の追加購入用の費用は分けておく。その上で、上記の配分で投資信託をSBI証券で購入する。 - クレカ決済での積立
先人のブログを参考に、なるべく「たわらノーロード先進国株」に積立を行う。
- SBI証券:三井住友Oliveプラチナリファードで毎月5万円を積み立てる。三井住友Oliveの詳細は下記で詳しく紹介している。
- 楽天証券:楽天キャッシュで毎月5万円を積み立てる
- セゾン投信:一旦保留で後日余力があれば行う。
- tsumiki証券:EPOSゴールドカードを狙いたい人は積立をしても良いかも。
- SBI証券:三井住友Oliveプラチナリファードで毎月5万円を積み立てる。三井住友Oliveの詳細は下記で詳しく紹介している。
以上で、ロボット投信から自己管理での投資信託への切替え完了。あとは数年単位で見直しするかもしれないが、基本放置したい。
まとめ
今回は、WealthNavi・THEOからインデックス投資信託の自己管理への切替えをテーマに記載をしました。
昨今、AIが賑わっていますが、本当の意味でAIに任せる投資も出てくるでしょうね(たぶん既にあると思う)。もし、上記のまとめが、皆様の参考になりましたら幸いです。
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